配信文書

きたかんフォーラム開催のご報告と分かち合い

2月13日(土)に「コロナ危機の中で伝道を一緒に考えよう」と題してきたかん伝道委員会主催のZOOMフォーラムが開かれ、各教会からオンラインで53名の参加がありました。まず、事前アンケートの結果を受けて丸山勉牧師(川越教会)のメッセージ、次に山下真実牧師(ふじみ野教会)による発題「『コロナ時代』の教会を考える」がありました。後半は5つのグループに分かれて意見交換、再度全体でわかちあいの時を持ちました。
記事の最後に、当日のフォーラム参加者へ配布された〝各教会への事前アンケート〟をまとめた資料を用意しダウンロード出来るように致しました。是非ご参考にしていただき、このコロナ危機下においての課題、悩み、発見をこの場で、または各教会内で分かち合っていただければ幸いです。なお、実際に配布されたオリジナルの
資料に記されていた具体的な教会名については割愛させていただいております。

丸山牧師、山下牧師の発題から

今キリスト教会は、これまでの集まることや囲いの中の充実と体制の維持という考え方から、新しいステージに移っている。ウェブやSNSの充実と発信力、居場所と地域との関係、ZOOMの活用など多くの可能性が提起されている。コロナの終息後は元に戻るのではなく、新しいステージに移っていくことになるだろう。

「コロナの時代」は見えない時代である。見えないウィルス、見えない状況、見えない将来。一方で今まで見えなかったものが見えるようになった。一人一人の感覚の違いは元々あったがその違いが明らかにされ、教会、隣人、地域とのつながりや関係性が新しく問われている。今を、他者の現実に対する想像力と配慮の機会と捉えたい。同じこと、違うことを意識しつつ、地域において教会が対話の場所になることが求められているのではないか。

「神の国はあなたがたの間にある」(ルカ17:21)

参加者の感想 ~きたかん伝道フォーラムに参加して

今、N教会も主任牧師不在の時、コロナという時代の中にあって教会の在り方が大きく問い直されています。地域の中で生かされている教会であることを忘れていなかったか。今まさに教会も私自身も「他者の現実に対する想像力と配慮の機会」をいただいているのだなと感じました。イエス様はどうだったのかと考えると答えが見えてくるのかもしれません。今この時にかなって、伝道フォーラムという素晴らしい機会を与えられましたことを感謝します。(I)

インターネットを利用して、自分の教会の事だけでなく、この状況下で積極的に地域へ貢献している教会もあって大変興味深く参考になりました。インターネットは慎重に扱わなければなりませんが、正しく使えば可能性が大きく拡がる希望が与えられました。また、どの教会もネット有無による情報格差に向き合う課題を共有しており、問題を共に乗り越える意思が感じられ、お互いに励まし合って心強く思い、参加して良かったと思います。     (M)

たくさんの事例を聴くことができて感謝です。その中で、ある教会ではこのコロナの状況の中、50人近い新来者があったというお話が心に残りました。その教会の牧師先生は、こんな状況の中で、いや、だからこそ、求めている人は多くいるのではないかとコメントされていました。コロナがもたらした状況によって改めて、私たちが求めている方々お一人お一人に対して、どうやって福音を届けていくのか、私たち自身の信仰と姿勢が問われていると思いました。 (T)

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